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「meviy」の切削プレートにおける表面処理に「黒アルマイト(つや消し)」を追加メカ設計ニュース

ミスミグループ本社は、3Dデータのみで機械加工品を調達できるオンデマンドサービス「meviy」の切削プレートにおける表面処理のバリエーションを拡大し、2020年3月6日から「黒アルマイト(つや消し)」の取り扱いを開始する。

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 ミスミグループ本社は2020年3月5日、3Dデータのみで機械加工品を調達できるオンデマンドサービス「meviy(メヴィー)」の切削プレートにおける表面処理のバリエーションを拡大し、同年3月6日から「黒アルマイト(つや消し)」の取り扱いを開始することを発表した。

光沢に違いが出ている
(左)「黒アルマイト(つや消し)」表面処理を施した部品/(右)「黒アルマイト」表面処理を施した部品。光沢に違いが出ていることが分かる ※出典:ミスミグループ本社 [クリックで拡大]

 黒アルマイト(つや消し)は、光の反射を抑えることから光学機器の部品などに使用する表面処理として需要が高く、同社に寄せられる顧客からの声の中でも特に強く要望されていたものだという。また、一般的に黒アルマイト(つや消し)処理は高度な処理技術を要するといわれているが、同社の切削プレートサービスでは安定した品質での提供を実現しているとする。

利用イメージ
利用イメージ。「黒アルマイト(つや消し)」は、光学機器に組み込まれる部品に多く用いられる (濃い色の箇所がつや消し部) ※出典:ミスミグループ本社 [クリックで拡大]

 同社の切削プレートサービスは、サビに強い耐食性と電気絶縁性を付与するアルマイト処理に対応。これまで提供してきた「白アルマイト(無色)」「黒アルマイト」に、今回、光学機器設計などで高い需要を誇る黒アルマイト(つや消し)が加わったことで、対応領域が拡大され、多くの部品を一括発注できる調達サービスとしての利便性がさらに高まったとしている。

対応材質 A2017、A5052、A6061、A7075
サイズ 縦:10〜600mm、横:10〜400mm、高さ:5〜70mm
納期 A2017、A5052、A7075:標準8日目出荷/A6061:標準11日目出荷
利用シーン 精密光学機器周辺や美観を保ちたい部品を含む生産設備・装置
つや消し効果 (1)表面を凹凸にすることで反射率を下げる
(2)表面に凹凸(微細な傷)があるため経年劣化した場合にも見た目の変化が少ない
(3)光沢がないため落ち着いた印象に仕上がる(美観性)
表1 切削プレート:追加表面処理の詳細

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