ニュース
法人、教育機関向けにデスクトップ型レーザーカッターの取り扱いを開始:メカ設計ニュース
SB C&Sは、法人、教育機関向けにMakeblock製のデスクトップ型スマートレーザーカッター「Laserbox」の取り扱いを開始した。ボタンを押すだけで切断や彫刻ができ、専用ソフトと複数の安全機能が搭載されているため、誰もが安心して使用できる。
SB C&Sは2020年1月17日、法人、教育機関向けにMakeblock製のデスクトップ型スマートレーザーカッター「Laserbox(レーザーボックス)」の取り扱いを開始した。参考価格は65万7800円で、配送費、設置費などが別途必要となる。
Laserboxは、IllustratorやCADで作成したデータ、手描きのイラスト、写真などをスキャンしてデータ化できる超広角カメラを内蔵している。AI(人工知能)による視覚化アルゴリズムで公式素材を自動識別し、レーザーの軌道やパラメーターを素材に応じて自動で設定するため、ボタンを押すだけで切断や彫刻ができる。
初心者にも使いやすい専用ソフトウェアと複数の安全機能が搭載されており、子どもを含めて誰もが安心して簡単に使用できる。
外形寸法は958×528×268mmで、質量は43.5kg。製品には、Laserbox本体のほか、排気装置、排煙管、パイプクランプ、フィルター、公式素材、ユーザーマニュアル、電源コード、USBケーブル、アビエーションコネクターテーブルが含まれる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 2次元メインの現場でも活用可能、オンデマンド受託製造サービスの利点を訴求
プロトラブズは「オートモーティブワールド2020」に出展し、試作/小ロット生産に対応した、切削加工および射出成形によるオンデマンド受託製造サービスに関する展示を行っていた。 - 樹脂が光を通す金属に!? 金属調印刷技術が立体成形、新素材、自由な発色に対応
技光堂とkenmaは、両社が共同で取り組む金属調印刷「METALFACE」に関する新技術を発表。新たに立体成形(真空成形、インサート成形)、新素材(アクリル、ガラス)に対応した他、自由な発色も可能になったという。 - サイズや数量を選ぶだけ、設計から金型製作まで全て“定価”の受託開発サービス
テクノラボは、IoT機器を開発するスタートアップ企業に向けて、プラスチック筐体のデザインから金型製作に至るまでの各工程を“定価制”で受託開発するサービス「受託開発 全て定価制!」を2019年9月から開始すると発表した。 - CADユーザーの腱鞘炎の痛みを緩和、長時間のPC作業に適した超軽量リストパッド
管製作所は、手首に巻くリストパッド「mouSmooth」のクラウドファンディングをCAMPFIREにて開始した。複数の作業環境地に持ち運べ、手首のマウスだこやペンだこを軽減し、腱鞘炎の痛みを緩和する。 - 「もう一度、切削の良さを伝えたい」――ケイズデザインラボが自社ブランドの切削加工機を発表
ケイズデザインラボは、自社ブランド製品として初となる切削モデリングマシン「3D-Mill K-650」を、岩間工業所と共同で開発していることを発表した。 - 世界で1つだけのテープがあっという間にできるFabマシン
ブラザー工業は、ホームセンター業界最大の総合展示会「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2015」(会期:2015年8月27〜29日/場所:幕張メッセ)に初出展し、業務用オリジナルデザインテープ作成機「テープクリエーター プロ(TP-M5000N)」の展示デモを披露した。