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CADユーザーの腱鞘炎の痛みを緩和、長時間のPC作業に適した超軽量リストパッド:メカ設計ニュース
管製作所は、手首に巻くリストパッド「mouSmooth」のクラウドファンディングをCAMPFIREにて開始した。複数の作業環境地に持ち運べ、手首のマウスだこやペンだこを軽減し、腱鞘炎の痛みを緩和する。
管製作所は2018年11月7日から、手首に巻くリストパッド「mouSmooth」のクラウドファンディングをCAMPFIREにて開始した。通常予定販売価格は2700円で、すでに製品の量産を開始している。クラウドファンディング終了後、Amazonなどインターネット媒体での販売を年内に開始する予定だ。
同製品はCADやドラフターを使う技術者、CGクリエイター、SEやプログラマーなどを対象としている。mouSmoothは複数の作業環境地に持ち運べ、手首のマウスだこやペンだこをなくし、腱鞘炎の痛みを緩和することを目的に開発された。素材のベースとなる2wayフレンチパイルは高い耐摩耗性を備え、さまざまな材質の机上で滑らかに動作する。
机上と手首の間に緩衝性や浮揚性に優れたTC-1000ポリエチレンパッドを配置し、長時間の作業からくる手首の疲労を防止。ベルト部の3層構造は伸縮して、手首の過度な動きを抑制する。手首の動きの妨げや痛みの原因となりやすいプラスチックアジャスター類は使用していない。
重量は約15g。パッドを備えたサポーターとしては超軽量で、1日中着用しても負担がない。想定ユーザーは、マウスやペンを酷使する技術者、CGクリエイター、3Dモデラー、デザイナーなど。手首の周長が15cm以上のユーザーの着用を推奨しており、15cm未満のユーザーはベルトを折り込むことで着用可能となる。
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