物流が発展途上の中国、中華料理はもっとおいしくなる（はず）：オートモーティブメルマガ 編集後記

おいしいは正義。

[齊藤由希，MONOist]

　この記事は、2019年12月18日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

物流が発展途上の中国、中華料理はもっとおいしくなる（はず）

　“China is sleeping giant. Let her sleep, for when she wakes she will shake the World.”

　この言葉を知ったのは、映画「クレイジーリッチ！」（原題Crazy Rich Asians）を見たときです。冒頭にナポレオンのこの言葉が出てきました。この映画は、シンガポールのとんでもないお金持ちとアメリカ育ちの庶民が結婚するまでの山あり谷ありを描いた古典的なストーリーです。登場人物はみんな中国系ですが、世代と育った環境が違うので全く異なる価値観を持っていて、それを乗り越える様子が印象的です。

　この映画を見ただけの時点では、ナポレオンのあの言葉の意味をよく分かっていませんでした。先日初めて中国を訪れて、その意味がほんの少し理解できました。名言って的確だから後世にも残るんだなぁ、と。