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予期せぬ本と出会うには、AmazonやSNSより、やっぱり本屋モノづくり総合版メルマガ 編集後記

元文学少女の血が騒ぐ。

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 この記事は、2019年11月21日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


予期せぬ本と出会うには、AmazonやSNSより、やっぱり本屋

 最近、「ソフトウェア・ファースト」(及川卓也著、日経BP社)というデジタルトランスフォーメーションに関する本を読んでいます。自動車担当の記者ですが、自動車の本の紹介ではありません。

 この本を最初に目にしたのは多分Twitterか何かで、こういう分野の本はたくさん世に出ているとは思いますが、著者の及川氏がデンソーの技術顧問であることが購入の決め手になりました。デンソーが頼った人は、どんなことをいうのだろうと思ったのです。及川氏が著者でなければ購入しなかったので、クルマ好きゆえの選択です。

 まだ途中ですが、ここ2、3年で聞くようになったテーマを一気に振り返ることができて、なおかつそれがなぜ重要なのか全体像が分かるので、とても勉強になっています。

 本筋からは離れますが、及川氏のMicrosoft時代のあるエピソードが印象的でした。Windows Vistaの開発中に「Vistaの競合は何だ」と及川氏は上司から質問されたそうです。及川氏の答えは「情報家電」でしたが、その上司が考える競合は「Windows XP」だったのです。上司は、XPに満足している人がVistaにアップグレードしないのではないか、という危機感を持っていました。

 このエピソードは売り切り型のビジネスとサブスクリプションビジネスの違いを示す文脈で出てきましたが、何でもクルマに引き寄せたくなってしまうため、「クルマの本当の競合は何だろう」と考え始めました。

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