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三菱自が小型SUVに四輪駆動PHEVシステムを搭載、車両後部に謎の排気ファン?:東京モーターショー2019
三菱自動車は「第46回東京モーターショー2019」において、スモールサイズの電動SUVコンセプトカーを世界初披露すると発表した。
三菱自動車は2019年9月18日、「第46回東京モーターショー2019」(一般公開日:2019年10月24日〜11月4日、東京ビッグサイト他)において、スモールサイズの電動SUVコンセプトカーを世界初披露すると発表した。
同車のコンセプトは「光と風を感じながら大地を駆け抜ける電動SUV」だ。構成要素の多いプラグインハイブリッド車(PHEV)システムを軽量かつ小型化し、電動四輪駆動システムとともにスモールサイズのSUVに凝縮。「SUV」×「PHEV」×「4WD」の新しい提案とともに、同社のブランドメッセージ“Drive your Ambition”を体現すべく、独自の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたとしている。
三菱自動車は「アウトランダーPHEV」により、業界に先駆けてPHEVをグローバル展開してきた。同車の外形寸法は全長4695×全幅1810×全高1710mmであり、“スモールサイズ”をうたう今回のコンセプトカーはこれより小さいとみられる。その小さい車体に搭載する四輪駆動が可能なPHEVシステムは、従来にない新開発のものとなりそうだ。
また、現時点で公開されている写真は車両後部とみられる部分のイメージカットだけだが、カーボンパーツに特徴的な排気ファンが組み込まれているように見える。これがどのような機能を担うのかにも注目が集まる。
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