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自動運転に合わせてワイパーも進化、日本ワイパーブレードと朝日製作所が合併:製造マネジメントニュース
デンソーは2019年7月1日、子会社の日本ワイパーブレードと、グループの朝日製作所が2019年10月1日付で合併すると発表した。社名は「デンソーワイパシステムズ」となる。
デンソーは2019年7月1日、子会社の日本ワイパーブレードと、グループの朝日製作所が2019年10月1日付で合併すると発表した。社名は「デンソーワイパシステムズ」となる。
日本ワイパーブレードは日本の乗用車、商用車メーカー全社と取引がある。朝日製作所は、運転席側のモーターの回転を助手席側に連動させるワイパーリンクモーションを手掛ける。
自動車の視界安全領域では、自動運転に向けてカメラやセンサーを使った技術開発が進んでおり、ワイパーシステムもこうした変化に対応した商品提供が求められているという。そのため、デンソーグループにおけるワイパーシステムの事業体制を見直し、新会社がワイパーシステムの設計から生産、供給まで一貫して担える体制とする。取引先への対応力を向上させるとともに、自動運転など先進分野においてはデンソーグループとして新たな付加価値向上に向けた取り組みを強化する。
新会社の本社はデンソーの湖西製作所と同じ静岡県湖西市に置く。資本金は4億5000万円で、デンソーの100%子会社となる。従業員数は2019年10月1日時点で1800人を予定している。湖西製作所はワイパーシステムやパワーウィンドウモーターなど自動車向け小型モーターを製造している。また、2018年4月からは小型モーターシステムを手掛ける連結子会社だったアスモと事業統合した。
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