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リコーが韓国メーカーと合弁で新会社、食品向けX線装置を開発製造マネジメントニュース

リコーは、韓国のX線検査装置メーカーXAVISと食品分野向けのX線検査装置の開発、販売を手掛ける共同出資会社「リコーテックビジョン」を設立する。

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リコーは2019年4月17日、韓国のX線検査装置メーカーXAVISと食品分野向けのX線検査装置の開発、販売を手掛ける共同出資会社を設立すると発表した。会社名は「リコーテックビジョン」で同月に設立予定。資本金は1億円となる。

 XAVISは大手食品や電子機器、半導体メーカーなどを中心に韓国のX線検査装置市場でシェアを拡大している。リコーは光学技術や画像処理技術に強みを持ち、産業用カメラや各種センサー、生産管理システムなどを提供している。

 新会社ではXAVISの協力のもと、2019年度から日本国内の食品関連市場向けにX線検査装置を販売する。XAVISのX線検査技術とリコーの光学、画像処理技術を組み合わせ、検出精度が高く複雑な検査に対応する次世代の複合検査装置の開発、製品化も進める。

 さらに今後、食品分野に加えて電気自動車やモバイル機器向けのリチウムイオン電池、電子基板などの工業製品についても事業を展開する予定だ。

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