ニュース
NECが共創空間を開設、約1600人のデジタル人材が支える:製造マネジメントニュース
NECは、共創空間「NEC Future Creation Hub」をオープンした。顧客が技術とビジネスの融合を「体感」し、それらが顧客や社会の課題解決にどう貢献できるか「対話」を重ねることで、新たなイノベーションを見出す共創の場となる。
NECは2019年2月8日、新たなイノベーションを生み出す共創空間「NEC Future Creation Hub」をオープンした。
NEC Future Creation Hubは、同社が「2020中期経営計画」において進める、社会価値創造型企業への変革の一環として新設したものだ。顧客が技術とビジネスの融合を「体感」し、それらが顧客の課題、ひいては社会課題の解決にどう貢献できるか「対話」を重ねることで見出す共創の場となる。
同施設では、約1600人のデジタル人材が共創を支える。バリュークリエーターやビジネスデザイナー、データサイエンティストなどの専門家集団が、顧客企業の課題や社会課題に適したチームとなってNEC共創プログラムを進める。
NEC Future Creation Hubの所在地は東京都港区のNEC本社ビル1階。敷地面積は約1800m2で、利用は完全予約制となっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- アクセンチュアが麻布に大規模イノベーション拠点「デジタル化で世界追い越す」
アクセンチュアは、顧客とのイノベーション創造の場となる「アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京」を東京・麻布に開設した。1年半前に東京・赤坂に開設した「アクセンチュア・デジタル・ハブ」の活動を基に、新機能の追加や関連人材の集積なども併せて規模を大幅に拡大、移転したものとなる。 - 4年目を迎えるIoTビジネス共創ラボ、会員拡大に加え採用事例も積み上げ
日本マイクロソフトは、東京都内で開催したパートナーイベント「IoT in Action Tokyo」に合わせて、クラウドプラットフォーム「Azure」を活用したIoTの普及とビジネス拡大を目的とする「IoTビジネス共創ラボ」の取り組みについて説明した。 - キーワードは“共創”、パナソニックが次の100年につなげる家電ビジョン
パナソニックは創業100周年を迎え、新たな家電戦略である「家電ビジョン」を発表した。今までの100年間で培ってきた総合家電メーカーとして強みに加えて、パートナーとの共創による新たな価値提案を特徴とする。 - “空質”ビジネスは共創で実現、ダイキン工業がCEATEC JAPANに初出展
ダイキン工業は、「CEATEC JAPAN 2018」に初出展。空調ビジネスモデルが変化の局面を迎える中で、20の“現在進行形”プロジェクトを出展し、オープンイノベーションの観点から来場者との情報交換を進めた。 - スマート工場の理想像をみんなで描く、NECが共創型体験施設を開始
NECは2018年6月14日、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)など先進技術を活用して、次世代モノづくりを具現化する共創型体験スペース「NEC DX Factory」をNEC玉川事業場(川崎市中原区)内に開設した。 - インダストリー4.0に向かって渦巻く共創の波、ハノーバーメッセが日本に呼びかけ
日本能率協会 ドイツメッセ日本代表部は2018年11月13日、2019年4月1〜5日にドイツのハノーバーで開催される、世界最大規模のB2Bの専門展示会「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)2019」の開催概要について発表した。