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AI通訳機の日本語音声の新エンジンに音声合成ミドルウェアが採用組み込み採用事例

東芝デジタルソリューションズは、「RECAIUS 音声合成ミドルウェア ToSpeak」がソースネクストのAI通訳機「POCKETALK W」の新たな日本語音声のエンジンとして採用されたことを発表した。

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AI通訳機「POCKETALK W」 出典:東芝デジタルソリューションズ

 東芝デジタルソリューションズは2018年12月27日、「RECAIUS 音声合成ミドルウェア ToSpeak」がソースネクストのAI(人工知能)通訳機「POCKETALK(ポケトーク) W」の新たな日本語音声のエンジンとして採用されたことを発表した。機械的な音声ではなく、自然な発話の合成音声を生成することが評価された。

 ToSpeakは、テキストから音声合成を生成する組み込み機器用のソフトウェアライブラリ製品で、自然な発話の合成音声を生成する。音声を精密に表現する独自の特徴パラメーターと統計的な学習に基づくパラメーター生成が特徴で、自然な音質で合成音声を作れる。

 POCKETALKR Wは、世界74言語に対応する小型のAI通訳機で、話しかけると通訳がいるかのように対話できる。2.4インチの画面にタッチパネルを採用し、世界109の国と地域で使える4G対応のグローバル通信機能を内蔵。ToSpeakを採用したアップデータは、同日より配信を開始している。

 東芝デジタルソリューションズは今後、RECAIUS 音声合成ミドルウェア ToSpeakの機能強化を進め、さまざまなビジネスシーンへの活用を支援していくとしている。

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