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バンダイナムコのアミューズメント施設がタッチセンサーソリューションを採用:組み込み採用事例
Zytronic Displaysの高性能タッチセンサーソリューションが、バンダイナムコアミューズメントが運営するアミューズメント施設「屋内・冒険の島 ドコドコ」のアトラクションに採用された。
Zytronic Displaysは2018年12月20日、同社の高性能タッチセンサー・ソリューションが、アミューズメント施設「屋内・冒険の島 ドコドコ」のアトラクションに採用されたと発表した。同施設は、バンダイナムコアミューズメントが立川高島屋S.C.内で運営している。
採用となった製品は、タッチフィルム「ZyFilm」とタッチコントローラー「ZXY150」で、同施設のアトラクション「はらぺこキッチン」に搭載された。妖精とお料理体験を楽しむことのできるアトラクションで、プレート上で食材を切る、焼く、混ぜるといった調理から盛り付けまで体験できる。同社のタッチスクリーン技術は、まな板の下に設置し、包丁や手のひらのセンシングに使用されている。
タッチパネルフィルムから8mm離しても検出できるセンサー感度の調整幅の自由度と、設定値がコントローラー基板自体に記憶でき、PC側で設定保存する必要がないこと、マルチタッチパネル機能単体で購入できること、高耐性やメンテナンスの容易さなどが評価され今回の採用に至ったという。
ZyFilmは硬質な透明面の裏側に取り付け、液晶ディスプレイLCD前面で使用することを目的に設計されている。ZXY150は、小型MPCTマルチタッチセンサーに対応するよう設計されており、最大10個まで同時タッチを検出可能だ。
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