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ロボットが人の生活に入るためには何が必要か、ロボット掃除機とaiboが夢の共演:CEATEC 2018
日立アプライアンスは、「CEATEC JAPAN 2018」において、同社のロボット掃除機「minimaru」とソニーの家庭向けロボット「aibo」とのコラボレーションにより、人の住まいの中でのロボット同士のコミュニケーションの在り方を示す参考展示を行った。
日立アプライアンスは、「CEATEC JAPAN 2018」(2018年10月16〜19日、千葉県・幕張メッセ)において、同社のロボット掃除機「minimaru」とソニーの家庭向けロボット「aibo」とのコラボレーションにより、人の住まいの中でのロボット同士のコミュニケーションの在り方を示す参考展示を行った。
参考展示は、「aibo」に「掃除をして」と指示を与えると、「aibo」が自動的に「minimaru」を探して近寄って行き、ロボット掃除機の起動を指示するというものである。
「aibo」に「掃除して」というと、「aibo」が「minimaru」に指示を与え、掃除を行う(クリックで動画再生)
実はこの展示のユニークな点は、技術的にはほぼ“無駄”なことをやらせているという点である。基本的には「aibo」からの指示はWi-Fiによるクラウド経由で指示を与えているために、別に探す動作は必要ない。しかし、あえてロボット同士のコミュニケーションをする姿を人間に見せるということがポイントである。
「ロボットが人の暮らしに入る中でロボット同士が勝手に動き出すということは人にとって恐怖を与える。機器間のネットワーク連携をあえて人間にも分かりやすいように示すということが、ロボットも含めた家族内の連帯感のように、新たな付加価値につながる可能性がある。そういうロボット同士、ロボットと人のコミュニケーションの在り方を示した」(日立アプライアンス)としている。
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