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野菜生産システム用装置を生産・販売する新会社を設立製造マネジメントニュース

安川電機は、野菜生産システム用装置の生産・販売を主力事業とする新会社「株式会社FAMS」を2018年8月1日設立する。これまで取り組んできた「食」の生産自動化の事業化を進める。

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 安川電機は2018年7月20日、野菜生産システム用装置の生産・販売を主力事業とする新会社「株式会社FAMS(Food & Agri Mechatro Solution Inc.)」を同年8月1日付で設立すると発表した。資本金は1億円で、同社が100%出資する。

 同社では、新たな領域における事業の柱の1つとして、「食」の生産自動化に取り組んでいる。その背景には、自然環境の影響を受けない農産物の安定供給に対する需要の高まりや、食品加工の現場での人手不足などがある。同社はこうした状況に対応するため、農産物生産の工業化から食品加工での自動化まで、食品市場におけるソリューションの開発を進めてきた。

 その中で、同社が培ってきたモーションコントロール技術、エネルギー変換技術、ロボット制御技術を活用し、自動化技術や環境制御、ICT技術などの要素を付加するソリューションの開発・製品化が完了。これを受けて、食品市場において事業化を進めるため、新会社を設立することとなった。

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