ニュース
VRによる顧客行動分析サービス、ユーザーの動向を瞬時に把握:VRニュース
スペースリーは、360度VRによる営業マーケティング支援ツール「セールス VR」の提供を開始した。独自の遠隔同期機能を活用したVR顧客分析機能により、コンテンツ配信後のユーザーの動向を把握できるようにした。
スペースリーは2018年7月2日、360度VRによる営業マーケティング支援ツール「セールス VR」の提供を開始した。不動産業や旅行観光業など、360度VRコンテンツを利用するさまざまな分野での利用を想定している。
同社は、Webブラウザで再生可能なパノラマVRコンテンツを制作、編集、管理するVR制作クラウドソフト「スペースリー(Spacely)」を運営している。同ソフトで制作した360度VRの閲覧情報は、ユーザーの興味関心を把握できるマーケティングデータとなるが、これまで十分な活用がされていなかった。
今回同社では、独自の遠隔同期機能を活用し、新たなVR顧客分析機能を開発。コンテンツ配信後のユーザーの閲覧内容から、ユーザーの閲覧状況、興味を瞬時に把握できるようにした。
関連記事
- VRとAIを活用した実証実験を開始、建築デザイン業務を最適化
ディヴァースは、東日本電信電話が提供する施設「スマートイノベーションラボ」で、AIとVRを用いた実証実験を開始した。建築デザイン業務の最適化や、コンクリートなどのひび割れ検出・予測などによるインフラ点検の自動化を目指す。 - 2022年までのAR/VR関連の市場予測を発表、71.6%の高い成長を予測
IDC Japanは、2022年までの世界のAR/VRのハードウェア、ソフトウェア、関連サービスの市場予測を発表した。AR/VR市場全体を消費者向け分野がけん引し、それに小売業、組立製造業、輸送・運輸業が続くと予測した。 - VRとAIを活用した実証実験を開始、建築デザイン業務を最適化
ディヴァースは、東日本電信電話が提供する施設「スマートイノベーションラボ」で、AIとVRを用いた実証実験を開始した。建築デザイン業務の最適化や、コンクリートなどのひび割れ検出・予測などによるインフラ点検の自動化を目指す。 - 設計者向けVRツール「VR CAD Viewer」を提供開始、設計関連のプレゼン空間を共有
積木製作は、VRと3Dデータを活用した設計者向けの次世代プレゼンテーションツール「VR CAD Viewer」のサービス提供を開始した。VR映像を外部ディスプレイに転送してメンバーと共有したり、同一空間に存在しているような状況を再現できる。 - VRによる建築現場向け安全教育システムの建設現場版を発売
積木製作は、安全教育ソリューション「安全体感VRトレーニング」の新シリーズ「建設現場シリーズ」を開発した。第1弾のコンテンツとして、「可搬式作業台を使用した危険体験」の販売を開始した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.