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デンソーが初の一般向け工場見学コース、メーターの製造工程が学べる:工場ニュース(2/2 ページ)
デンソーは2018年6月27日、高棚製作所(愛知県安城市)内に新設した一般見学が可能な工場見学コース「TAKATANAファクトリーツアー」を報道陣向けに公開した。同社が一般向けに工場見学コースを設けるのは初めてで、主な対象は小学校高学年となる。
工場内を一望できる上層階通路を使って見学
501ファクトリーの見学は、工場内を一望できる上層階通路を使って行われる。通路の壁面には、デンソーが手掛けてきた自動車や二輪車のメーターを展示するとともに、メーター開発の歴史、メーターの製造工程を紹介する展示を設置。
通路奥のプレゼンテーションルームでは、メーターの製造工程を映像で説明するとともに、最新のメーターの構造を分かりやすく展示しており、ドライバーステータスモニターやヘッドアップディスプレイ(HUD)などの最新安全技術を体験できるコーナーもある。
通路を戻る際には、工場内での組み付け作業を間近に設置したカメラから大型ディスプレイで見られる「Live Vision」を見られる。また、工場内にいるTAKATANAファクトリーツアーのキャラクター「クラフトさん」がどこにいるのかを見つけるのも楽しみの1つだ。
ツアー終了後は工場見学者限定のお土産も用意されている。報道陣がいただいたのはメータくんのミネラルウオーターとクリアファイル、メンディングテープ、デンソー初の電気自動車「DENSO号」のミニプラモデル(クリックで拡大)
なお、TAKATANAファクトリーツアーは月曜〜金曜日(祝日含む)に開催されている。開始時間は9時半、10時、13時半、14時の4回で、所要時間は約90分。見学対象者は小学生以上となっている(小学生の参加は大人の同伴が必要)。高棚製作所長の吉田氏は「1回で最大20人なので、1日当たり80人まで参加してもらえる。これを工場が稼働する約250日の間続けられれば2万人に参加していただける。ぜひその数字に近づけたい」と意気込んでいる。
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