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AIの医療応用を目指す学会を新たに発足医療機器ニュース

国立がん研究センター研究所 分野長の浜本隆二氏ら7人は、日本メディカルAI学会を発足した。AI(人工知能)の医療応用を進め、より良い医療システムの構築を目指す。

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 日本メディカルAI学会は2018年5月11日、国立がん研究センター研究所 分野長の浜本隆二氏ら7人が同学会を発足したと発表した。AI(人工知能)の医療応用を進め、より良い医療システムの構築を目指すという。

 人工知能(AI)技術を疾患の診断・治療や創薬などへ応用する試みが世界各地で進んでいるが、一方で個々人に最適化した医療を提供する「プリシジョン・メディシン」に注目が集まっている。浜本氏らは、プリシジョン・メディシンの推進には、現場の医療機関と密接に連携しながら最新のIT技術やAI技術を取り込んでいくことが急務と考え、同学会を創設した。

 代表理事を浜本氏が務め、発足に関わった産業技術総合研究所人工知能研究センター 研究チーム長の瀬々潤氏、Preferred Networks 代表取締役副社長の岡野原大輔氏、Preferred Networks America 最高執行責任者の大田信行氏、東北大学東北メディカルメガバンク機構 教授の田宮元氏、東京大学医科学研究所 教授の井元清哉氏、理化学研究所革新知能統合研究センター ユニットリーダーの山本陽一朗氏が理事として名を連ねる。

 同学会は今後、メディカルAI分野の研究者が学術的に深い議論を交わす場となる学術集会を開催する。併せて、メディカルAIの研究開発から社会実装に至る過程において、その道筋となる各種ガイドラインの整備にも積極的に取り組んでいく。第1回目の学術集会は、2019年1月25〜26日に開催する予定だ。

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