ニュース
NECが42型バータイプディスプレイを発売、インバウンド需要に対応:ESEC2018&IoT/M2M展
NECは、「第7回 IoT/M2M展 春」(2018年5月9〜11日、東京ビッグサイト)において、42型のバータイプディスプレイを展示した。交通機関における運行案内、ショッピングセンターや集合施設などの案内表示における、インバウンド対策に向けた多言語対応の需要に応える。同年7月に発売する計画だ。
NECは、「第7回 IoT/M2M展 春」(2018年5月9〜11日、東京ビッグサイト)において、42型のバータイプディスプレイを展示した。交通機関における運行案内、ショッピングセンターや集合施設などの案内表示における、インバウンド対策に向けた多言語対応の需要に応える。同年7月に発売する計画だ。
高輝度700cd/m2マスクパネルで、視野角も178度とあらゆる角度が見やすいとする。段差の少ない薄型べゼルで、べゼル幅は上9.8mm、下14.7mm、左右7.9mm。24時間稼働に対応し、メーカー保証期間は3年である。
「同型であればボディーサイズは最小クラスだ。DVIケーブルを用いたディジーチェーン機能で、横連結や両面設置も可能。トータルコスト削減やシステムの簡素化につなげられる」(NECの説明員)。
外形寸法は約1059×288×65mm、解像度は1920×480画素。消費電力は55W(出荷時)、重量は9.8kgとなっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- パナソニックのデジタルサイネージは空間演出へ、鍵は横連携にあり
パナソニックが新デジタルサイネージソリューション「AcroSign」について紹介。AcroSignの事例として、体験型エンターテインメント公演「フエルサ ブルータ」の劇場エントランスやロビーの空間演出に用いている技術を説明した。 - お、クッキーのいい香りが……ってこれデジタルサイネージかよ!
リコーは、「リテールテック2017」において、デジタルサイネージの表示と連動した芳香(香り)を出す「香りサイネージ」を参考出展した。今後テスト導入を進めながら、正式な商品化を図りたい考え。 - 国内デジタルサイネージ市場が倍増へ、2020年度に3361億円
矢野経済研究所は、国内のデジタルサイネージ市場の調査結果を発表した。2016年度の市場規模は、推計で前年度比116.2%の1487億7500万円。大型に加え、小型のデジタルサイネージもコミュニケーションツールとして需要が拡大している。 - 4Kサイネージに景色映像を流してストレスをケアするソリューション
凸版印刷は、デジタルサイネージに4K映像を流して社員のストレス軽減を図る「Natural Window」を開発した。同製品のある環境での休憩は、被験者を瞬時にリラックス状態へ導く効用が認められたという。 - 自動発券やサイネージなどの迅速な開発を可能にする小型モジュールを発売
VIA Technologiesは、自動発券、サイネージ、キオスク機器の迅速な開発を可能にするシステムオンモジュール「VIA SOM-6X50 IoTアクセラレーションプラットフォーム」の販売を開始した。 - インバウンド需要対応、タフなデジタルサイネージ
コンテックとミラクル・リナックスが耐環境性に優れたデジタルサイネージプレーヤーを共同開発した。0〜50℃の気温変化に耐え、振動やホコリにも強い。多言語テロップの表示も可能だ。