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製品不良を高速精密に検知する、画像センサーカメラコントローラー:FAニュース
シャープは、画像センサーカメラコントローラー「IV-S402M」「IV-S412M」を発売した。微細な製品不良を高速かつ精密に検知でき、2500万画素の高精細カメラに対応。目視では困難だった基板や半導体などの精密部品も検査できる。
シャープは2018年4月23日、高速かつ精密に製品不良を検知する画像センサーカメラコントローラー「IV-S402M」「IV-S412M」を発表した。同月より販売を開始し、価格はオープンとなる。
画像センサーカメラコントローラーは、製品の色の濃度や寸法、面積など検査基準となるデータを事前にコントローラーに設定しておき、それらの情報と撮影した画像とを比較して製品の微細なキズや汚れ、欠陥などを判定する。
今回発売した2機種は、2500万画素の高精細カメラに対応。目視では困難だった基板や半導体などの精密部品を検査できる。広範囲、高精細な画像の撮影に加え、搭載された高速マルチコアCPUが検査を高速化し、検査精度を高める。
ラインスキャンカメラに対応し、帯状の製品や円柱形などの立体的な部品も容易に検査できる。また、ロボットビジョンにも対応。産業用ロボットと組み合わせることで、生産ラインの前工程から製品をつかみ取って次の工程へ配置する「ピック&プレース作業」を自動化する。これにより工場や物流倉庫の省人化につながり、生産性向上に寄与する。
接続カメラ数は、IV-S402Mが最大2台(2500万画素カメラは1台)、IV-S412Mが最大4台(同2台)。2500万画素カメラ接続時の転送速度は、最大30フレーム/秒。カメラはオプションとなる。
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