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制御システム向けの統合型セキュリティ防御システム開発に着手FAニュース

三菱電機はマカフィーと連携し、原子力発電所やプラントなどの制御システムに対する高度なサイバー攻撃を早期に検知して防御する、統合型セキュリティ防御システムの開発に着手する。

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 三菱電機は2018年4月12日、マカフィーと連携し、原子力発電所やプラントなどの制御システムに対する高度なサイバー攻撃を早期に検知して防御する、統合型セキュリティ防御システムの開発に着手することを発表した。

 マカフィーが提供するサイバー攻撃データを活用し、制御システムに対する特有なサイバー攻撃を早期かつリアルタイムに検知するアルゴリズムを開発する。

 具体的には、同社が保有するサイバー攻撃検知技術と重要インフラ制御システム技術を融合させる。これに入退管理システムや監視カメラシステムなどの物理セキュリティを組み合わせ、重要インフラに適した統合型セキュリティ防御システムを実用化する。

 今後同社は、サイバー攻撃リアルタイム検知アルゴリズムの開発・検証を強化。また、統合型セキュリティ防御システムのパッケージ化を進めるため、重要インフラに設置されている計算機やコントローラーとのインタフェースやセキュリティ統合監視画面の開発を進め、発電所制御システム向けの防御システムを2020年に実用化することを目指す。

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統合型セキュリティ防御システムの概要(クリックで拡大) 出典:三菱電機

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