マルチフォーマットコンバーター「Blazon Enterprise」がOffice 2016などに対応:CADニュース
オーシャンブリッジは、マルチフォーマットコンバーターの最新版「Blazon Enterprise 16.3」を発売した。最新OSへの対応やOCR機能の追加、原本ファイルフォーマットにZIPを追加するなど機能性を高めている。
オーシャンブリッジは2018年4月、マルチフォーマットコンバーターの最新版「Blazon Enterprise(ブレイゾン エンタープライズ)16.3」を発売した。
Blazon Enterpriseは、CAD図面データやOfficeファイル、画像データなど、各種のフォーマットのファイルをPDF、TIFF、JPEGなどに変換できる。また、異なる形式のファイルを集約し、新たなファイルを生成することも可能。文書・図面管理システム、PDM、ワークフローシステムへの組み込みや、独自のセキュリティ機能を有する暗号化ファイル形式(CSF)への変換による情報漏えい対策として利用できる。
最新版では、サーバの動作環境として「Windows Server 2016(IIS 10.0)」に対応。Officeファイル変換に使用するアプリケーションとして、「Office 2016(32bit)」を新たにサポートした。
また、オプションで原本ファイル内に含まれる画像から文字情報を抽出し、出力ファイルに反映できるOCR機能、ZIPファイルを展開せずにそのまま指定して変換する機能、PDFファイルやCADファイルなどの変換に使用する変換ドライバの設定を事前に複数パターン用意し、変換ジョブのパラメータで指定する機能を追加。他に、1つの変換ジョブで同時に複数の出力フォーマットを出力できる機能、出力するファイルの各ページのヘッダ・フッタ部分に指定した画像を出力できる機能なども追加した。
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