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金型設計向け3D CAD・CAMシステム「CADmeister V12.1」、グループ操作機能を強化CADニュース

日本ユニシス・エクセリューションズは、3次元統合CAD・CAMシステム「CADmeister」の新バージョン「V12.1」を発売した。グループ操作時に、下位グループに所属する要素を一括で選択できる機能などを追加した。

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 日本ユニシス・エクセリューションズは2018年1月25日、3次元統合CAD・CAMシステム「CADmeister(キャドマイスター)」の新バージョン「V12.1」を発売した。

 2005年7月に販売を開始したCADmeisterは、金型メーカーを中心に累計3万シート以上の採用実績を持つ。新バージョンでは、2017年8月に発表した「V12.0」に対するユーザーの改善ニーズを中心に機能を強化した。

 基本機能として、グループ操作時に下位グループに所属する要素を一括で選択できる機能を追加した。副座標コピーでは、コピー先のオブジェクト(対象)の複数指示を可能にした。STL編集機能では、指示領域のみを部分的に簡略化できる機能を追加。データ交換ツールでは、出力形式の変更操作を改善した他、「監視フォルダ自動変換」機能によって設定フォルダのサブフォルダ以下も変換できるよう改善した。

 また、金型設計の支援機能として、型設計機能の樹脂金型向け部品配置機能を改善。プレス金型向けに、見込み変形機能で滑らかな面を生成する機能を強化している。

 CAM機能では、経路の「ミラー複写」機能を追加。左右対称の経路の作成時に、片側の加工手順・加工工程をミラーコピーして逆側の経路を自動で作成できるようになった。他に、3次元形状加工機能や型構造部加工でも多くの機能拡張を実施している。

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