最大造形高さ1200mmの大型3Dプリンタ、フィラメント切れも自動検出して造形再開:3Dプリンタニュース
APPLE TREEは、業務用大型3Dプリンタ「Jupiter(ジュピター)」を発表した。最大造形サイズが幅800×奥行き600×高さ1200mmと大きく、FFF(熱溶融積層)方式により、最小積層ピッチ100μmの高精細な造形ができる。
APPLE TREEは2018年1月8日、最大造形サイズが幅800×奥行き600×高さ1200mmの大型3Dプリンタ「Jupiter(ジュピター)」を発表した。プリントサイズの異なる4タイプをそろえた。
Jupiterは、FLASHFORGE製の3Dプリンタで、大型造形に対応している。FFF(熱溶融積層)方式により、最小積層ピッチ100μmの高精細な造形ができる。
高速造形に対応する大口径の0.8mmノズルと、繊細で高精度な造形が可能な小口径0.4mmノズルを用意。大型モデル造形時にフィラメントを補充する手間が省ける1500g巻きの大口径ボビンに対応し、造形中にフィラメントが切れても継ぎ足して造形を再開できるフィラメント検出機能を備えた。
Jupiterシリーズ専用の径2mmフィラメントは、ABS配合技術により従来のPLA樹脂の強度と耐熱温度が改善されている。さらにPCを接続しなくてもSDカードでジョブ実行が可能な日本語タッチパネルや、停電回復機能、大型造形に欠かせないプラットフォームの取り外し機能などを有する。大型出力に最適なスライスパラメーターは、APPLE TREEが提供する。
Jupiterシリーズは、APPLE TREEの東京新橋と大阪日本橋の展示ショールームで見学できる。また、同年2月14〜16日に東京ビッグサイトで開催される「3Dプリンティングショー(2018)」に展示予定だ。
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