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次世代AUTOSARへの架け橋「AUTOSAR on Linux」とは、メンターが展示オートモーティブワールド2018

メンター・グラフィックス・ジャパンは、「オートモーティブワールド2018」において、現行のAUTOSARであるAUTOSAR Classic Platform(CP)から、次世代AUTOSARであるAUTOSAR Adaptive Platform(AP)への架け橋となるソリューション「AUTOSAR on Linux」を展示した。

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 メンター・グラフィックス・ジャパンは、「オートモーティブワールド2018」(2018年1月17〜19日、東京ビッグサイト)において、現行のAUTOSARであるAUTOSAR Classic Platform(CP)から、次世代AUTOSARであるAUTOSAR Adaptive Platform(AP)への架け橋となるソリューション「AUTOSAR on Linux」を展示した。

 車載マイコンなどを搭載する制御システムのECUに用いられているAUTOSAR CPに対して、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転システムのインテリジェントECU向けに策定されているのがAUTOSAR APだ。メンターが展示したAUTOSAR on Linuxは「あるドイツの自動車メーカーが、AUTOSAR CPからAUTOSAR APへ移行する上でのブリッジソリューションとして開発を依頼されたものだ」(メンターの説明員)という。

 展示したデモシステムは、インテル(Intel)のプロセッサ「Atom E38xx」を搭載する「MinnowBoard」に実装したタイプ1ハイパーバイザーの「Mentor Embedded Hypervisor」上に、ゲストOSとなるLinuxをベースとした車載情報機器の機能を搭載。そして、もう1つのゲストOSとなるLinux上でAUTOSAR CPを動作させるAUTOSAR on Linuxが組み込んでいる。そして、車載情報機器の表示画面で、AUTOSAR on Linuxから得た診断情報が表示される仕組みになっている。

「AUTOSAR on Linux」のデモ展示「AUTOSAR on Linux」のシステム構成 「AUTOSAR on Linux」のデモ展示(左)とシステム構成(右)(クリックで拡大) 出典:メンター・グライフィックス・ジャパン

 「顧客の自動車メーカーは、メンターの組み込みLinuxを車載情報機器に採用していた。そして、AUTOSAR on Linuxのコンセプトを実現するために選んだのが、組み込みLinuxとAUTOSARのBSW(基盤ソフトウェア)の両方をポートフォリオに持つメンターだった」(同説明員)。開発は2015〜2016年から始まっており、2019年ごろにAUTOSAR on Linuxを採用した製品が市場投入される見込みだ。

 なお、ブリッジソリューションであるAUTOSAR on LinuxからAUTOSAR APへの移行については「AUTOSAR APがかなり高コストになるという見方もあり、AUTOSAR on Linuxが主流になる可能性がある。AUTOSAR on Linuxに必要なミドルウェアを量産対応可能な形で開発しているのはメンターだけなので、他の自動車メーカーにも提案していきたい」(同説明員)としている。

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