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アップルとGEがPredixで協業、産業向けアプリがiPhoneなどで利用可能に:製造ITニュース
米Appleと米GEが、GEのIoTプラットフォーム「Predix」を通じて予測データの取得と分析をする産業用アプリケーションをiPhoneとiPadに提供したと発表。iOS用のPredixソフトウェア開発キット(SDK)の提供も開始している。
米Appleと米GEは2017年10月18日(現地時間)、GEの産業向けIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「Predix」を通じて、予測データの取得と分析をする産業用アプリケーションをiPhone、iPadに提供すると発表した。iOS用のPredixソフトウェア開発キット(SDK)も同月26日より提供している。
このSDKを利用することで開発者は、Predixによる産業分析を活用したネイティブアプリケーションを開発し、iOSの環境や使いやすさを利用できるようになる。
また、産業分野のオペレーターは、同SDKで開発したアプリケーションにより、iPhoneやiPadを操作して自社装置の性能に関する洞察を得たり、可視化できる。例えば、風力タービンなどの機器の潜在的な問題を作業者のiPhoneに伝えて、遠隔地にいるチームと協力しながらその場で検査や修理が行える。あるいは、関連データの収集を支援できる。
今回の提携により、GEはiPhoneとiPadを同社のモバイルデバイスの標準とするとともに、世界33万人の従業員が使用するコンピュータとしてMacを推奨していく予定だ。Appleでは、顧客と開発者に対して、IoT分析プラットフォームとしてGEのPredixを推奨していく。
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