ニュース
アイリスオーヤマが鳥栖第二工場を増設、自動倉庫の収容力が国内最大規模に:工場ニュース
アイリスオーヤマは、佐賀県鳥栖市にある鳥栖第二工場増設の起工式を行った。同工場に、LED照明の生産ラインと4万パレットが収容可能な自動倉庫を新設する。
アイリスオーヤマは2017年9月13日、鳥栖第二工場(佐賀県鳥栖市)増設の起工式を執行した。増設部の投資金額は約60億円で、2018年7月に完成予定。
同工場増設部の敷地面積は3万4224m2。LED照明の生産ラインと4万パレットが収容可能な自動倉庫を新設する。
同社の国内自動倉庫は約20万パレットの収容力を備える。今回の増設により、鳥栖工場全体の収容力は約6万4000パレットとなり、国内最大規模となるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- スマートファクトリーがいよいよ現実解へ、期待される「見える化」の先
ドイツのインダストリー4.0がきっかけとなり関心が高まった、IoTを活用したスマートファクトリー化への動きだが、2017年は現実的成果が期待される1年となりそうだ。既に多くの実証成果が発表されているが、2017年は、実導入ベースでの成功事例が生まれることが期待される。 - 物流へのIoT適用を考える
日本型モノづくりの象徴ともいうべき「トヨタ生産方式」。本連載では多くの製造業が取り入れるトヨタ生産方式の利点を生かしつつ、IoTを活用してモノづくりを強化するポイントについて解説していきます。第6回は、グローバル化の進展によって重要度を増している物流でIoTを活用する考え方について説明します。 - 物流の効率化でリードタイム削減と1億円以上の経費節減――三菱電機群馬製作所
三菱電機は、エコキュートを中心とした電気給湯機の製造拠点である群馬県太田市の群馬製作所内に物流センター・ショールーム・事務所からなる「複合棟」を建設。生産リードタイムの削減とともに物流コスト削減を実現した。 - 2020年に10万人不足するトラックドライバー、自動運転は物流を救えるか
DeNAと共同で新しい物流サービスの開発に取り組むなど、自動運転技術の活用に積極的なヤマト運輸。ヤマトグループ総合研究所の荒木勉氏が、自動運転技術がもたらす物流サービスの可能性や物流業界の将来の課題について説明した。 - 働くロボットの森――ソーラーフロンティア、量産効率で勝つ21世紀型国内工場の姿
大量生産モデルでは日本の製造現場は中国やASEANに勝てない――。そんな通説に真っ向から挑んでいる太陽電池メーカーがある。ソーラーフロンティア宮崎第3工場(国富工場)だ。ロボット化と人手によるバランスを追求した新たな国内工場の姿を小寺信良がお伝えする。