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ROBO-ONEで強さとキャラ立ちは両立できるのかモノづくり総合版メルマガ 編集後記

キャラ立ちしたロボットが強いことにロマンを感じる。

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 この記事は、2017年9月28日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


ROBO-ONEで強さとキャラ立ちは両立できるのか

 9月23〜24日に神奈川県立青少年センターで開催された二足歩行ロボットの格闘協議会「ROBO-ONE」(主催:二足歩行ロボット協会)を取材しました。

 2002年に始まったROBO-ONEですが、今回で第31回目の開催となります。現在は、人間が操縦する二足歩行ロボットを戦わせるメイン部門のROBO-ONEに加えて、初心者向けの「ROBO-ONE Light」、完全自律ロボットが戦う「ROBO-ONE auto」の3部門になっています。

 参加ロボット数はROBO-ONEが138台、ROBO-ONE Lightが86台、ROBO-ONE autoは26台。今回で第2回とまだ歴史の浅いROBO-ONE autoについては、大塚実氏によるレポート記事を近日公開予定ですので今しばらくお待ちください。

 私が取材したのは、9月24日に開催されたROBO-ONEの準々決勝からです。138台ものロボットが参加したわけですが、私が取材するころにはベスト8にまで絞られており、かなり完成度の高い二足歩行ロボットたちによる高度な戦いが繰り広げられました。

「第31回ROBO-ONE」の準々決勝の様子「第31回ROBO-ONE」の準々決勝の様子「第31回ROBO-ONE」の準々決勝の様子 「第31回ROBO-ONE」の準々決勝の様子(クリックで拡大)

 優勝したのは「ヴァーミリオン」でした。人間の背中側を前面に持ってきた逆関節型のロボットで、準々決勝からきん差の勝利をモノにして優勝をつかみ取りました。ヴァーミリオンを開発した芝浦工業大学SRDCチームのロボットが優勝するのは4度目ですが、久しぶりということで古豪復活といったところでしょうか。

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