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パナソニックが英国の空調機器販売会社を買収:製造マネジメントニュース
パナソニックは、英国の空調機器販売会社であるA.M.P. Air Conditioningを買収した。同社のノウハウを活用し、英国の空調機器市場での存在感を高める狙いだ。
パナソニックは2017年9月1日、英国の空調機器販売会社であるA.M.P. Air Conditioning(AMP)を買収したと発表した。同社のノウハウを活用し、英国の空調機器市場での存在感を高める狙いだ。
AMPは、1989年に設立された独立系の空調機器販売/サービス会社。業務用を中心とした空調機器の取り扱い経験と販売網を持ち、英国ではトップクラスの空調機器取扱高を有している。
パナソニックはこれまで、家庭用/業務用の空調機器を英国市場に投入し、売り上げを拡大してきた。今回のAMPの買収により、業務用空調機器の販売力をさらに強化する。また、既存代理店に加えて新たな販売ルートを獲得することで、ルームエアコンから業務用空調機器までの品ぞろえとともに、顧客に対してより高度なサービスを提供できるようになるとしている。
環境意識の高い欧州では、空調機器に厳しい環境規制が導入されている。また、健康への関心も高い。パナソニックでは、同社の環境対応技術や、独自のナノイー技術が評価される素地があると見込んでいる。また、英国は欧州地域における業務用空調機器市場で最大の規模を有しており、さらなる事業成長の可能性があると見て、今回の買収に至った。
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