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画像や3Dデータから3Dクリスタル彫刻を作成するサービスを開始:3Dモノづくり
クリスタルガラスのレーザー彫刻サービス「DMM.make 3Dクリスタル」では、クリスタル内部に点でレーザー照射し、立体的に彫刻を施す。
DMM.comは2017年8月10日、クリスタルガラスのレーザー彫刻サービス「DMM.make 3Dクリスタル」を提供開始すると発表した。同サービスでは、クリスタルガラスの内部に点でレーザー照射し、立体的に彫刻を施す。
同サービスは法人を対象としている。カラーは、ノーマル(クリア)とUV黒カラー。サイズはSサイズ(40×40×60mm)、Mサイズ(50×50×80mm)、Lサイズ(80×80×140mm)の3種類を備える。納期や価格については要相談となっている。加工作業はDMM.makeの国内提携工場が担う。
入稿データは3Dと2D両方対応する。3Dデータの対応フォーマットは、3DSとOBJ、FBX、STLで、ポリゴンが閉じている必要はない。3Dデータはテクスチャを含んでも含まなくてもよい。2Dデータの対応フォーマットはJPEGとPSD、AI。2DデータはDMM.makeが3Dデータ化する。なお、最初の問い合わせ時点で、入稿データの用意は必須ではない。
用途としては、ノベルティ(自社商品の宣伝目的で使用した記念品)開発などを想定している。「小ロットで金型・彩色がいらないので1カ月程度で商品化が可能」(同社)。
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