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ソフトウェアインテグリティプラットフォームの機能を強化組み込み開発ニュース

シノプシスは、ソフトウェアインテグリティプラットフォームの機能強化を発表した。新しいプログラミング言語のサポート拡充、MISRAガイドラインへの完全対応、自動化ならびにインテグレーション機能と柔軟性を強化した。

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 シノプシス(Synopsys)は2017年7月13日(現地時間)、ソフトウェアインテグリティプラットフォームの機能強化を発表した。新しいプログラミング言語のサポートを拡充したほか、MISRA(Motor Industry Software Reliability Association)ガイドラインへの完全対応、自動化ならびにインテグレーション機能と柔軟性を強化した。

 サポート強化の面では、静的解析ソフトウェア「Coverity」がプログラミング言語Swiftをサポート。また、ソフトウェアコンポジション解析ソフトウェア「Protecode」がRubyで記述されたオープンソースソフトウェアコンポーネントに対応する。さらに、プログラミング技術習得のためのeLearningコースにはAndroid、iOS、JavaScriptコースを追加した。

 静的解析機能も強化し、サポートするプログラミング言語でのコーディングに対して、セキュリティやクオリティー上の欠陥をより広い範囲で検出できるようになった。また、静的解析ツールでは、セーフティクリティカルな業界で用いられているソフトウェア開発標準規格「MISRAガイドライン」に完全に対応した。

 インテグレーションおよび自動化の面では、静的解析テクノロジーと「Eclipse 4.7」「Microsoft Visual Studio 2017」「IntelliJ IDEA」などのソフトウェア統合開発環境や、JenkinsなどのCI/CDツール群とのインテグレーションを強化。さらに、オープンソースソフトウェアコンポーネントの解析を自動化するソフトウェアコンポジション解析ソリューションが強化され、ソフトウェア資産の組み込みの短期化を可能にした。

 柔軟性の強化では、アプリケーションや組み込みデバイスに内在するクリティカルなセキュリティ脆弱性を検出するファジング・テストツール作成を支援する「Defensics Fuzz Testing Software Development Kit」をリリース。さまざまな通信プロトコルやファイルフォーマットに対応したテストツールを柔軟に作成できる。

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