ニュース
三菱のSUVテイストな7人乗りMPV、「クラストップの居住性」を達成:インドネシア国際オートショー 2017
三菱自動車は「第25回インドネシア国際オートショー」において、2017年秋から生産・販売を開始する小型クロスオーバーMPV(多目的車両)の新モデルを世界初公開する。
三菱自動車は2017年7月18日、「第25回インドネシア国際オートショー」(プレスデー:8月10日、一般公開日:8月11〜20日)において、2017年秋から生産・販売を開始する小型クロスオーバーMPV(多目的車両)の新モデルを世界初公開すると発表した。
新モデルは、MPVの居住性や多用途性に、SUVの力強さを融合させたとしている。既存の小型MPVよりも一回り大きいボディーでレイアウトを最適化することにより、乗員7人が快適に過ごせる空間とした。エンジンの排気量1.5l(リットル)以下の小型MPVとしては、「クラストップの居住性」(三菱自動車)だとしている。
デザインは「ダイナミックシールド」コンセプトを採用するとともに、流麗なルーフラインによる伸びやかなキャビンに大きく張り出したフェンダーを配するなど、SUVらしい力強さやダイナミックさを融合させた。
関連記事
- 「カロセリ」「シート表皮張り替え」、インドネシアの個性豊かな出展社
およそ2億6000万人というASEAN地域最大の人口を持ち、同時に地域最大の自動車市場を抱えるインドネシア。とはいえ自動車産業の集積という点ではタイにまだまだ及ばず、国を挙げての産業育成を目指しているところです。モーターショーではそうした意気込みと、大衆の「クルマへの憧れ」とあいまった熱気を感じることができました。 - 三菱自の新開発小型ミニバンはSUVテイスト、2017年10月にインドネシアで生産
三菱自動車は、「インドネシア国際オートショー2016」で、7人乗車が可能な小型MPV「MITSUBISHI XM Concept」を世界初公開する。同社が得意とするSUVの力強さとMPVの多用途性を融合したという。同コンセプトを採用した新型車は、2017年から稼働するインドネシア新工場で同年10月に生産を始める計画だ。 - ダイハツが“素早い”小型ミニバンを開発、インドネシアで発売
ダイハツ工業のインドネシアの子会社であるアストラ・ダイハツ・モーター(ADM)は、同国市場向けの多目的乗用車(MPV)「シグラ(SIGRA)」を発売すると発表した。 - 「アウトランダー」がデザイン刷新、「Dynamic Shield」で力強さを表現
三菱自動車は、「ニューヨークオートショー2015」(一般公開日:2015年4月3〜12日)において、大幅改良を施した中型SUV「アウトランダー」の北米向けモデルを初披露した。フロントフェイスをはじめとするデザイン刷新により、ダイナミックさと力強さを表現しているという。 - 三菱自動車のAIアシスタント「リサ」、表情や声からドライバーを理解
三菱自動車は「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2017」において、AI(人工知能)パーソナルアシスタント「RISA」を紹介した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.