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コンチネンタルが車載ディスプレイに有機EL採用、2018年から量産開発開始人とくるまのテクノロジー展 2017

コンチネンタルは「人とくるまのテクノロジー展2017」において、アクティブマトリクス式有機ELディスプレイパネルを採用した車載情報機器を出展した。

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 コンチネンタルは「人とくるまのテクノロジー展2017」(2017年5月24〜26日、パシフィコ横浜)において、アクティブマトリクス式有機ELディスプレイパネルを採用した車載情報機器を出展した。ディスプレイメーカーと共同で車載用の品質を満たす有機ELディスプレイパネルを開発。2018年から量産開発に着手する。市場投入はさらに2〜3年後となる見通しだ。

アクティブマトリクス式有機ELディスプレイパネルを採用した車載情報機器(クリックして拡大)

 有機ELディスプレイパネルを採用し、湾曲した形状の車載情報機器を開発した。タッチ操作と触覚フィードバック、カメラによるジェスチャー検知を搭載している。液晶ディスプレイパネルと比較して曲面のデザインを実現しやすく、軽量である点から有機ELディスプレイパネルを選択したという。また、黒の発色がよく外観が優れる点や消費電力の低さも採用の理由となった。

 コンチネンタルは5〜6年前から、ディスプレイメーカーと車載向けに有機ELディスプレイパネルの共同開発を進めてきた。

音量などをタッチ操作する様子(左)。曲面のデザインを作りやすい強みを生かす(右)(クリックして拡大)
人とくるまのテクノロジー展2017
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