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ネットワークベース生産システムの機能を強化FAニュース

横河電機は、同社のネットワークベース生産システム「STARDOM」の機能強化版を発売した。長期運用できるよう最新の動作環境に対応し、現場ごとにデータ管理をしたいという顧客のニーズに応えたシンプルなシステム構成になっている。

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 横河電機は2017年4月27日、同社のネットワークベース生産システム「STARDOM」の機能強化版を発売した。

 STARDOMは、制御/監視など機能別コンポーネントから成るオープンネットワーク制御システム。分散形制御システム(DCS)の信頼性とPLC計装の汎用性/経済性を兼ね備えている。

 今回の機能強化版では、Javaで記述したアプリケーションをCPUモジュールに搭載。PCを使用しなくても、コントローラーによって情報発信やファイル管理ができるようになった。シンプルなシステム構成で、現場ごとにデータ管理をしたいという顧客のニーズに応える。

 CPUモジュールには、省エネ支援システム「InfoEnergy」を備えた。それと共に、InfoEnergyのライセンス体系を見直し、機能をパッケージ化した。これにより、機能ごとに必要だったライセンス選択とダウンロードが不要になった。

 さらに、海外市場向けに、従来のガス流量演算機能に加えて石油流量演算機能を追加している。石油/ガス生産井戸において、石油/ガスと共に生産される随伴水量の把握ができるようになった。

 2001年の発売以来、同社はSTARDOMの機能強化を継続してきた。顧客がSTARDOMを長期運用できるよう、今回も動作環境を最新OSのWindows 10に対応させている。

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ネットワークベース生産システム「STARDOM」

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