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映像/音声コーデック技術のリーダー企業と販売店契約を締結:組み込み開発ニュース
富士ソフトは、カナダのSystem on Chip Technologies(SoC)と販売店契約を締結した。同時に、SoCのH.264/H.265、MPEG-2のコーデック(エンコーダ/デコーダ)IPコアの販売を開始した。
富士ソフトは2017年2月21日、カナダのSystem on Chip Technologies(SoC)と販売店契約を締結した。また同日、SoCのH.264/H.265、MPEG-2のコーデック(エンコーダ/デコーダ)IPコアの販売を開始した。
SoCは、映像に関する技術をFPGA向けIPとして開発し、4K対応の高性能ビデオコーデックIPコア(H.264/H.265、MPEG-2 エンコーダおよびデコーダ、トランスコーダ)を販売している。SoCの製品は「コンパクトなロジックサイズ」「低遅延」「低消費電力」「高画像化」を特長とするが、これはハードウェアの並列処理アーキテクチャによるものだ。
富士ソフトは、高品質で低遅延、省電力、フットプリントの小さいIPコアとモジュール、H.264/H.265、MPEG-2が書き込み済みのチップセット、コーデック性能の評価キットを提供する。
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