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HDMI規格の最新版「バージョン2.1」を発表:組み込み開発ニュース
米HDMI Forumは、HDMI規格の最新版となる「バージョン2.1」を発表した。従来の規格と後方互換性を持ちながら、48Gケーブルによってより高い動画解像度を提供。ダイナミックHDR、eARC、ゲームモードVRRなどの機能が充実した。
米HDMI Forumは2017年1月4日(現地時間)、HDMI規格の最新版となる「バージョン2.1」を発表した。従来の規格と後方互換性を持ちながら、48Gケーブルによって拡大された帯域幅をサポートし、より高い動画解像度を提供。ダイナミックHDR、eARC、ゲームモードVRRなどの機能が充実した。新規格は4〜6月ごろ正式なリリースを予定している。
バージョン2.1は、8K/60Hz、4K/120Hzに対応。動画解像度は、より高度な解析度とより速いリフレッシュレートのレンジをサポートする。48Gケーブルは、HDRの8K動画などの非圧縮HDMI 2.1機能をサポートし、帯域幅48Gbpsまで対応。既存のHDMI規格との後方互換性を持ち、既存のHDMIコネクタタイプA/C/Dが使用できる。
ダイナミックHDRは、動画のシーンごと、フレームごとの明るさ、コントラスト、幅広い色域などが最適な度合いで表示される。
eARCはオブジェクトベースオーディオなどの最新のオーディオフォーマットをサポートし、デバイス自動認識などのオーディオ信号コントロール機能を実現する。
ゲームモードVRRの可変リフレッシュレートは、レンダリングされたイメージを3Dグラフィックプロセッサが即座に表示するため、より滑らかで解像度の高いゲームがプレーできる。
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