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夜間診療の負担を軽減する、輸液ポンプの異常通知システム医療機器ニュース

ジェイエスピーは、動物病院で点滴治療の際に使用する輸液ポンプの異常を、獣医師や看護師のスマートフォンやタブレットに通知するシステムを開発した。同社の動物見守りシステム「monipet」のオプションとして販売する。

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 ジェイエスピーは2016年11月18日、動物病院で点滴治療の際に使用する輸液ポンプの異常を、獣医師や看護師のスマートフォンやタブレットに通知するシステムを発表した。これを同社の動物見守りシステム「monipet」のオプションとして、同年12月1日から販売する。価格は1万5000円(税別)となる。

 monipetは、手術後など安静状態にあるペットの容体を見守るためのセンサーシステムだ。非接触で呼吸による微細なペットの体動を計測し、異常を感知すると、獣医師や看護師にブザー音やアプリ、メールなどでアラート通知が届く。

 今回新たに開発されたオプションは、点滴治療の際に使われる輸液ポンプに閉塞などの異常が発生した場合、異常を感知して発される警告音を検知し、即座に獣医師や看護師に知らせるものだ。通知はiPhone/Androidアプリ、電子メールで届き、警告音の検知には、独自に開発した専用のサウンドセンサーを用いる。同社では、このオプションにより、獣医師や看護師の夜間診療の負担を減らすことができるとしている。

 小・中規模の動物病院では、夜間に人員を配置することが難しい。そのため、輸液ポンプに異常が起きても異常をすぐに把握するのは困難だ。これまでに、monipetを利用している動物病院から、輸液ポンプの異常を即座に知りたいという声が多数寄せられたという。

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