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パナソニックの堅牢タブレット「タフパッド」は「タフパッド」で作られる?スマートファクトリー(2/3 ページ)

パナソニックは2016年8月下旬から、屋外や過酷な“現場”に適した堅牢タブレット端末「TOUGHPAD(タフパッド)」の新モデル「FZ-A2」の販売を始める。FZ-A2の発表会では、タフパッドを生産する神戸工場の見学会も行った。何とタフパッドはタフパッドで作られていた……。

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「タフパッド」「タフブック」は神戸工場で生産

 タフパッドを開発/販売しているパナソニック AVCネットワークス社 ITプロダクツ事業部は、FZ-A2の発表会を、同事業部傘下の神戸工場(兵庫県神戸市)で行った。発表会の後には、タフパッドや堅牢ノートPC「TOUGHBOOK(タフブック)」を生産する神戸工場の見学会も実施した。

 神戸工場の見学会では、タフパッドやタフブックを出荷するまでに行っている耐久試験の数々や、内部の回路基板をつくる実装ライン、回路基板と各種部品、筺体などからタフパッドやタフブックに組み立てる工程、顧客のカスタマイズに対応する工程などを記者に見せた。

「タフパッド」に80cm上から400gの鉄球を落とす試験「タフパッド」に80cm上から400gの鉄球を落とす試験「タフパッド」に80cm上から400gの鉄球を落とす試験 「タフパッド」に80cm上から400gの鉄球を落とす試験(クリックで拡大)
「タフパッド」「タフブック」の防水関連の試験「タフパッド」「タフブック」の防水関連の試験「タフパッド」「タフブック」の防水関連の試験 「タフパッド」「タフブック」の防水関連の試験(クリックで拡大)
「タフブック」の落下試験の様子(クリックで再生)
「タフパッド」を顧客の要望するカスタマイズに応じて組み上げる様子「タフパッド」を顧客の要望するカスタマイズに応じて組み上げる様子「タフパッド」を顧客の要望するカスタマイズに応じて組み上げる様子 「タフパッド」を顧客の要望するカスタマイズに応じて組み上げる様子。「FZ-G1」であれば336通りのカスタマイズが可能だ(クリックで拡大)

 それらの中でも(筆者が)最も興味深かったのが、実装ラインにおける「タフパッド」を用いた生産改善の取り組みだった。

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