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“最新ビルド”のWindows 10 IoTでUWPアプリを実行する(1/4 ページ)

Windows 10最新アップデート「Anniversary Update」にあわせ、Windows 10 IoT Coreも新UIの導入も含めたブラッシュアップが行われている。最新ビルドを確認しつつ、UWPアプリの作成手順を紹介する。

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Windows 10 IoT Coreも「Anniversary Update」へ

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Windows 10 IoT CoreをインストールしたRaspberry Pi 3

 既にWindows 10の最新アップデート「Anniversary Update(Redstone 1)」もリリースされ、手元のマシンも更新されつつあるころかと思うが、Windows 10 IoT Coreも着々とOSビルドを更新している。

 前回記事が公開された後には「Windows 10 IoT Core ビルド14376」が公開されており、リリースノートを確認すると以下のような改善が行われたようだ。

ビルド14376の主な特徴

  • コアOSのバグフィックス。
  • ヘッドレスモードではブートロゴが現れない。
  • Bluetooth使用時のRaspberry Pi 3用シリアルドライバの安定性を向上。

ビルド14376の主な既知の問題

  • 一部のWindowsデバイスポータル/WebでBluetoothペアリング機能が動作しない。
  • Minnow Board Max使用時は起動時の問題を解決するため、ファームウェアをバージョン0.92以降に更新することを推奨する。
  • Windows 10 IoT CoreとRaspberry Piの組み合わせでは、音声認識と音声再生が失敗するケースがある。

 Windows 10 IoT Coreを展開する「Windows 10 IoT Core Dashboard」が更新され、UWP(Universal Windows Platform)アプリケーションから直接イメージを展開できるようになったものの、筆者が試した限りでは電力不足時に現れるレインボー画面(?)が現れるにとどまり、正しく起動しなかった。

Windows 10 IoTのレインボー画面
レインボー画面。基本的には電力が足りない場合に示される画面とされているが、SDカード上のイメージが正しく読み込めない場合も本画面が示される

 そのため前回と同じく、Windows 10 IoT CoreのISOイメージファイルから「flash.ffu」と取り出し、SDカードに展開することで正しく起動することを確認した(「Windows 10 IoT Core」の現状とラズパイ3へのインストール)

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