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LED照明で消費電力50%〜90%節電
同じ明るさで50〜90%の消費電力節電が可能なLED照明。しかも白熱電球の約40倍、蛍光灯の約5倍の寿命で、コストの削減が図れます。また、有害物質を含まないので環境にもやさしい次世代照明です。
従来の照明とLED照明の消費電力比較
水銀灯 対 LED照明:消費電力80%削減、耐用時間3.33倍!
一般的に工場や倉庫などの建物には水銀灯などが使われていますが、これをLED照明に置き換えることで大幅にランニングコストを削減することができます。また光源の熱量が少ないためCO2削減にも大きく貢献することからLED照明導入は企業としての社会的評価向上にもつながります。
蛍光灯 対 LED照明:消費電力45%削減、耐用時間3.3倍!
直管形LEDランプは、既存の40形直管蛍光灯と同じとなります。安心なPSE取得の専用コンバータを使用、既存安定器を専用コンバータに交換する工事が必要となります。用途はオフィス・一般家庭や商業施設など幅広い場所で使用できます。
白熱電球 対 LED照明:消費電力89.2%削減、耐用時間40倍!
一般電球タイプは、一般的な口金E17、E26の商品となり既存の照明器具にそのまま取り付けることが可能です。3.7〜9.8Wの調光器対応モデルまで豊富なラインアップで従来の白熱電球からの省エネを実現します。用途は一般家庭やオフィス、商業施設など既存の取り付け環境で使用できます。
蛍光灯とLED照明の電気代比較
グロースタート型からLED照明への交換で年間10万6200円の電気代削減ができます。また、Hf型からLED照明への交換で年間6万6510円の電気代削減ができます。
試算条件
- 各ランプを100本
- 8:00〜20:00まで1日12時間点灯
- 1年間(245日点灯)電気代単価1Wh=0.015円(1kW=15円)
- ランプ消費電力のほかLEDは別途専用コンバータ・蛍光灯は各安定期の消費電力がかかります。
節電の事例:大塚商会横浜ビル:年間約93.2tのCO2削減が見込まれる節電型ビル
敷地面積1326平方メートル(401坪)、建築面積1,113平方メートル(340坪)、延床面積は8256平方メートル。全館LED照明導入の環境にやさしい節電型のビルとして完工し、神奈川地区の営業およびサポート拠点になっています。また、大塚商会が扱うLED照明のショールームとしての役割も担います。6201個のLED照明の採用により、一般の照明に比べ年間約93.2tのCO2削減が見込まれます。
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