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ロームが自社デバイス利用のアイデアコンテスト、FabCafeのロフトワークとも連携
ロームは同社製デバイスを利用したアイデアコンテストを実施する。「FabCafe」や「MTRL」を運営するロフトワークと連携することで、より幅広い層によるアイデア創出のサポートを狙う。
ロームは2016年7月11日、同社製デバイスを利用したアイデアコンテスト「ROHM OPEN HACK CHALLENGE」の開催を発表した。「FabCafe」や「MTRL」を運営するロフトワークと連携することで、より幅広い層によるアイデア創出のサポートを狙う。
このコンテストではマイコンボードの「Lazurite」、センサーキット「Sensor Shield」、センサー評価キット「Sensor Medal」、EnOcean関連製品のいずれか1つ(組み合わせての使用も可能)を利用したアイデアを募集するもので、グランプリには副賞として賞金30万円が贈られる。
応募に際して個人や法人といった参加形態は不問だが、氏名や所属などの情報を開示できることと、一次審査を通過した場合にプロトタイプ製作への参加が可能なことが条件となる。
応募期間は2016年7月下旬〜8月中旬で、一次審査は8月中旬、最終審査は9月下旬〜10月上旬の予定。詳細条件や審査員などは同年7月21日公開予定のコンテスト公式Webサイトにて公開される予定となっている。
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