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ソニーがロボット再参入、「愛情の対象になるロボット」で

ソニーがロボット事業への再参入を明らかにした。既に事業化に向けた組織を立ち上げており、「心のつながりを持ち、育てる喜び、愛情の対象になり得るようなロボット」を投入する。

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 ソニーがロボットに再参入する。2016年6月29日に開催した経営方針説明会で明らかにしたもので、「お客様と心のつながりを持ち、育てる喜び、愛情の対象になり得るようなロボット」(同社)として事業化を目指す。

 既に2016年4月に事業化へ向けた組織を立ち上げており、ハードとソフトを組み合わせた事業モデルの提案を目指すとしている。将来的には製造工程や物流までも含めたロボティクスおよびAI技術の事業展開も視野に入れる。

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初代「AIBO」(ERS-110)

 ロボットやAIなど注力事業における開発速度向上のため、外部との連携も強化する。その一環としてベンチャーキャピタル「Sony Innovation Fund」を2016年7月に設立、投資先の事業成長を助けるほか、自社の人材育成にも活用したい考えだ。

 同社の開発するロボットがどのようなモノとなるかは不明だが、一般コンシューマー向けであるならば、1999年に初代を発売し、2006年に撤退した「AIBO」以来の参入となる。

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