「レヴォーグ」の最上級グレードは「STI Sport」、フロントフェイスなど専用化:車両デザイン
富士重工業は、スポーツツアラー「レヴォーグ」の最上級グレードとなる「STI Sport」を2016年7月21日に発売する。スバルのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)とのコラボレーションにより、レヴォーグが持つ「走行性能」と「走りの質感」、「内外装の質感」をさらに高めたという。
富士重工業は2016年6月27日、スポーツツアラー「レヴォーグ」の最上級グレードとなる「STI Sport」を発表した。同年7月21日に発売する。スバルのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)とのコラボレーションにより、レヴォーグが持つ「走行性能」と「走りの質感」、「内外装の質感」をさらに高めたという。税込み価格はエンジン排気量1.6l(リットル)の「1.6STI Sport EyeSight」が348万8400円、同2.0lの「2.0STI Sport EyeSight」が394万2000円。
エクステリアは、専用デザインのフロントフェイスやアルミホイールを採用。インテリアは専用のテーマカラーの「ボルドー」にすることで特別感を演出し、レヴォーグの最上級グレードにふさわしい仕様に仕上げた。ボディカラーは「クリスタルホワイト・パール」や「アイスシルバー・メタリック」などの7色に加えて、STI Sport専用色の「WRブルー・パール」も用意した。
足回りは、専用のチューニングを施した可変減衰力サスペンション「DampMaticII」と、ショックアブソーバーの特性を生かした専用コイルスプリングの組み合わせにより、操縦安定性の向上と乗り心地の確保を高次元で両立した。また、ステアリングギアボックスの取り付け剛性向上により操舵応答性を高め、ドライバーの意のままに走るたのしさをさらに突き詰めたという。
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