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機械工具事業新工場の完成により、中国国内での一貫生産体制が確立:工場ニュース
京セラは、中国江西省で建設を進めていた「京セラ精密工具」新工場の完成を発表した。新工場完成により、機械工具事業の既存生産拠点との連携が強化し、中国国内での一貫生産体制が確立した。
京セラは2016年6月6日、中国江西省で建設を進めていた「京セラ精密工具」の新工場が完成したと発表した。また、新工場の完成に伴い、同月3日に完工式を行った。
京セラ精密工具は、中国において今後も拡大が予想される自動車産業向けの切削工具需要に対応するため、2015年1月にカン州海盛タングステンモリブデングループとの合弁会社として設立された。
今回完成した新工場は、中国江西省カン州市経済技術開発区に所在し、超硬チップを生産する。敷地面積は2万m2、総床面積は約2万3000m2。
新工場の完成に伴い、機械工具事業の既存生産拠点である東莞・珠海・上海との連携を強化。中国国内での一貫生産体制が確立した。
同社では今後、多様化する顧客ニーズに柔軟・迅速に対応するとともにサポート体制を充実させ、中国での売上拡大を目指すとしている。
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