製造業で2Dデータや紙図面はまだ現役――新連載の紹介
かつては2Dで扱われてきた設計情報が、どんどん3Dへ移行してきています。今の製造業は3D CADがすっかり普及し、3D設計は珍しいことではなくなりました。ですが、今も3D CADの多くに2D製図機能が付属し、バージョンアップごとにその改良が続いています。
加工現場では3Dデータから加工プログラムを製作することが多くなりましたが、2Dデータや紙図面からの情報が頼りな部分がまだあります。3Dデータが読めない手動の工作機械も現役です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 設計実務でしっかり使える無償2次元CADを提供
ダッソーの提供する無償の2次元CADは、設計実務で使うCADとしての編集機能を一通り備えている。2次元CADの管理コストも大幅に抑えられる。 - クラウド3D CAD「Onshape」と「Fusion360」で2次元図面作成機能を試す
クラウドの3D CAD「Onshape」や「Fusion360」にいつの間にか2次元図面作成機能が! 今回、ちょっとだけ試してみました。 - 「図面から立体をイメージしよう」の巻
ファブレスメーカーのママさん設計者が、図面にも触れたことのないような初心者向けに、図面の読み方・描き方を分かりやすく解説。各回で紹介するお題をクリアし、解説を読み進めていくことで、いつしか図面の読み描きができるようになる。 - ママさん設計者がやさしく教える「部品図の描き方超入門」
ファブレスメーカーのママさん設計者が製図初心者向けに、「部品図」の描き方を分かりやすく解説。机上の学習も大切だが、実際に自分の手で図面を描いてみることが何よりも大切だ! - 幾何公差の基準「データム」を理解しよう
データムの配置位置の仕方には、さまざまなルールがあるので要注意。あなたの作成した過去図面は大丈夫?