連載
3D時代といえど、「紙の図面」がまだ必要なのよ――無償2D CADを使ってみましょう:ママさん設計者がやさしく解説「無償2D CAD」(1)(3/6 ページ)
ファブレスメーカーのママさん設計者が2D CADの使い方の基本を解説! 無償2D CAD「DraftSight」を例に、2D CADを使った図面の作成に必要な環境設定、図面作成の基礎などをゆるっと説明する。今回はインストールと環境設定をしていく。
次に文字の大きさを設定します。試しに矩形を描いて寸法を引き出してみました。すると、インストールしたままの文字サイズではあまりにも小さくて見づらい(というか、見えない)ので、これは設定変更しておきましょう。
「ツール→オプション→作図スタイル→文字」を開きます。この「0.138」を思い切って「5」に変更して適用し、OKボタンで保存します。
フォントを好みのものに変更したい場合もここで行います。
すると、まるでモニターのゴミのようだった小さな寸法数値が、はっきり表示されるようになりました。
文字サイズの変更が反映されたのを確認したら、いったんここまでの作業を「図面テンプレート」として保存します。
「ファイル→名前を付けて保存」と進み、ファイルの種類の中から「図面テンプレート(*.dwt)」を選びます。ここではファイル名を「myjis-a3」にして、保存します(ファイル名には自分が分かりやすい名前を付ければいいのです)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.