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「ロボットで物流支援」のGROUND、岡村製作所と業務提携
自動搬送ロボット「Butler」を利用しての物流支援事業を展開するGROUNDが、オフィス家具大手の岡村製作所との資本業務提携を発表した。
自動搬送ロボット「Butler」を利用しての物流支援事業を展開するGROUNDが、岡村製作所との資本業務提携を発表した。両社でButlerによる物流支援事業システムの提案ならび販売、導入、保守業務を推進すると共に、岡村製作所のロボットストレージシステム「AutoStore」との連携も検討する。
GROUNDの物流支援システムは、GreyOrangeの開発した自動搬送ロボット「Butler」を利用しての「倉庫内自動搬送システム」、配送所を含めた調達部分をデジタル化する「クラウド形調達システム」、それらを結び付ける「ビッグデータ」にて構築されており、既にアパレル関連企業Diamond headへの先行導入が決定している。
自動搬送ロボット「Butler」は倉庫内で発生する「棚入れ」「保管」「ピッキング」の各作業を自動化するロボット。GROUNDによる導入においては7台を1ユニットとして運用し、利用拠点の規模や流通量に応じての段階的な導入も可能としている。
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