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冷熱システム製作所「技術棟」を完工、開発と品質保証体制を強化:工場ニュース
三菱電機は、冷熱システム製作所内(和歌山市)の「技術棟」を完工した。業務用空調機器および産業冷熱機器の開発、品質保証体制の強化を目指す。
三菱電機は2016年3月1日、冷熱システム製作所内(和歌山市)に建設していた「技術棟」が完工したと発表した。
同社は、業務用空調機器および産業冷熱機器の開発、品質保証体制を強化するため技術棟を建設。点在する開発設計・技術部門を、集約統合するとともに、空調冷熱機器の実証実験が可能な環境を整備した。
技術棟の1階には、空調冷熱分野の先進技術とソリューションをプロジェクションマッピングや実演を交えて紹介する体感型ショールームを設置。事務フロアの空調冷熱機器の実稼働状況を視察できるスペースを設け、顧客への提案力強化を図っている。
建築面積は2378.89m2、地上6階建てで、投資総額は約40億円。エネルギーの効率的運用、自然採光、自然換気、地中熱利用空調など環境にも配慮している。
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