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トヨタの人工知能研究所がベンチャーから16人採用、自動運転車開発メンバーに自動運転技術

トヨタ自動車の人工知能研究開発子会社であるToyota Research Institute(TRI)は、米国ベンチャーであるJaybridge Roboticsに在籍する16人のソフトウェア開発チームを自動運転車の開発メンバーとして新たに採用した。

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 トヨタ自動車の人工知能研究開発子会社であるToyota Research Institute(TRI)は2016年3月9日(米国時間)、自動運転車の開発メンバーを新たに採用したと公表した。

 この自動運転車の開発メンバーは、米国ベンチャーJaybridge Roboticsに在籍する16人のソフトウェア開発チームである。今後は、TRIのマサチューセッツ州ケンブリッジの拠点で勤務し、米国内の他のTRI拠点や、世界中のトヨタ自動車の研究開発チームと協力しながら自動運転車の開発に取り組むことになる。自動運転車開発メンバーの参加により、TRIの人員は約40人になった。

 2008年設立のJaybridge Roboticsは、農業、鉱業、海運や鉄道など、産業用の自動運転技術の開発を行ってきた。今回の人員移籍後も、Jaybridge Roboticsは独立した企業とし、既存顧客へのサポートを行っていく。

 2015年11月に設立が発表されたTRIは、5年間で約10億米ドルの予算が投入される予定。2016年1月には、機械学習やクラウドコンピューティング、シミュレーション/制御、自動運転、計算科学などの専門領域の担当者やアドバイザリーボードなどの体制を発表していた。

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