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陸の王者トヨタ、海の王者ヤマハ発動機に挑むモノづくり総合版メルマガ 編集後記

すいません。編集後記の内容よりもこのタイトルを先に思い付きました。

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 この記事は、2016年3月10日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


陸の王者トヨタ、海の王者ヤマハ発動機に挑む

 トヨタ自動車と言えば誰もが知る世界最大の自動車メーカーです。これに対してヤマハ発動機は、二輪車の大手として知られていますが、四輪車事業も手掛けています。ただこの四輪車事業は、自動車自体を製造/販売しているのではなく、自動車部品のサプライヤとして活動がメインになります。2014年6月には、主力の自動車用エンジンの累計生産台数が300万台に達しました(関連記事:「トヨタ2000GT」から50年――ヤマハ発動機が自動車用エンジンを300万台生産)。

 そしてヤマハ発動機の四輪車事業の主要顧客になっているのがトヨタ自動車です。また同社はヤマハ発動機の主要株主でもあります。持ち株比率は3.58%で、ヤマハと金融機関に次いで第5位となっています。

 このように自動車分野では協力関係にあるトヨタ自動車とヤマハ発動機ですが、プレジャーボートやフィッシングボートといったマリン事業では関係性が大きく変わります。

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