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FPGA上でソフトコアCPUを動かす手引きMAX 10 FPGAで学ぶFPGA開発入門(6)(3/7 ページ)

これまでFPGAの開発基礎としてLチカなどを紹介してきたが、今回はちょっと目先を変えてFPGA上でのCPUコア動作に取り組む。今回も連載で使う「MAX 10 FPGA 評価キット」の読者プレゼントをご用意。

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 まずは生成されたnios_setup.qipをプロジェクトに追加してやる必要がある。これは「Project」→「Add/Remove Files in Project..."でnios_setup.qipを指定してやると(Photo15)、ファイル一覧に追加されたのが確認できる(Photo16)。

Photo15:ちなみに標準だと右下にあるファイル名のフィルターが"Design Files"(.tdf/.vhd/.v/...)になっているので、ここを"IP Variation Files"に切り替えないと見つからない
Photo15:ちなみに標準だと右下にあるファイル名のフィルターが"Design Files"(.tdf/.vhd/.v/...)になっているので、ここを"IP Variation Files"に切り替えないと見つからない
Photo16:一番上にnios_setup.qipが追加されているのが分かる
Photo16:一番上にnios_setup.qipが追加されているのが分かる

 以上で、Quartus II側の作業は(おおむね)終了である。後は「Processing」→「Start Compilation」を選んで、FPGA側の全コンパイルをかける。問題がなければ正常にコンパイルが完了した旨が表示されるので(Photo17)、「Tool」→「Programmer」でProgrammerを起動し(Photo18)、「Add File...」で作成したsofファイルを指定して(Photo19)から「Start」ボタンを押す。手順を間違えてなければ、無事に完了するはずだ(Photo20)。

Photo17:Warningがいろいろ出ているが、取りあえず、無視して構わない
Photo17:左下のウィンドウにWarningがいろいろ出ているが、取りあえず無視して構わない
Photo18:初回はこの後"Auto Detect"を押してUSB Blasterを認識させる必要がある
Photo18:初回はこの後"Auto Detect"を押してUSB Blasterを認識させる必要がある
Photo19:生成したイメージはoutput_filesフォルダに生成されている。ちなみに.sofはRAMに書き込むイメージ、.pofはフラッシュメモリに書き込むイメージだが、今回はRAMに直接書き込みということで.sofの方を選択する
Photo19:生成したイメージはoutput_filesフォルダに生成されている。ちなみに.sofはRAMに書き込むイメージ、.pofはフラッシュメモリに書き込むイメージだが、今回はRAMに直接書き込みということで.sofの方を選択する
Photo20:書き込みが終了すると右上のProgress Barが緑で示される
Photo20:書き込みが終了すると右上のProgress Barが緑で示される

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