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エンジン音を制御できるソフトウェア、メンターがコックピットでデモオートモーティブワールド2016

メンター・グラフィックス・ジャパンは、「オートモーティブワールド2016」において、エンジン騒音やロードノイズの減衰などに利用できるアクティブノイズコントロールソフトウェア「XSe ANC」のデモンストレーションを披露した。

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 メンター・グラフィックス・ジャパンは、「オートモーティブワールド2016」(2016年1月13〜15日、東京ビッグサイト)内の「第8回国際カーエレクトロニクス技術展」において、エンジン騒音やロードノイズの減衰などに利用できるアクティブノイズコントロールソフトウェア「XSe ANC」のデモンストレーションを披露した。

 XSe ANCは、マイクで集音したエンジン騒音やロードノイズを、車室内のスピーカーを使って減衰することができるソフトウェアだ。また高級車で注目されている、乗員がより気持ちいいと感じられるエンジン音を作り出すことにも利用できる。

 コックピットを模擬した展示では、運転席の前側にあるスピーカーから出るエンジン音について、運転席に座っているドライバーにはうるさく感じられないように、車室内のスピーカーで騒音成分を減衰するデモを体験できた。

コックピット展示を使ったメンターのアクティブノイズコントロールソフトウェア「XSe ANC」のデモ
コックピット展示を使ったメンターのアクティブノイズコントロールソフトウェア「XSe ANC」のデモ。赤色で示したスピーカーからエンジン音が、青色で示したスピーカーから騒音成分を減衰する音が出ている(クリックで拡大)

 この騒音成分を減衰する処理は、アナログ・デバイセズのプロセッサ「SHARC」を搭載するリファレンスプラットフォームで行っている。

 なお、このコックピット展示では、メンターの車載ソフトウェアプラットフォーム「Mentor Automotive Connected OS」で動作するメータークラスタとカーナビゲーションシステムのデモも行っていた。

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